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教室で見かける年長児の姿

教室で見かける年長児の姿 年長の間に考える活動が楽しくなってくる子が増えてきます。 年中までは、「とにかくやってみたい」という身体の要求が先で、 動いて初めてわかるという状態なのですが、年長になると考えこと自体が 面白くなってくる子が多いです。就学前になると、 『自分の意志の力やねばり強さを極限まで使いきる』のに熱心になってきます。 &n[続きを読む]

教室で見かける年中児の姿 

教室で見かける年中児の姿 考える技術はおぼつかないけれど、頭脳パズルやボードゲームやカードゲームなど 考える必要のある遊びに参加するようになる子は多いです。 2、3種類の異なる活動を統合したり、切り替えながら遊んだりする力が伸びてきます。   論理的に考える 3歳代の子らは、日常の簡単な疑問を口にすると、自己中心的な正解から ず[続きを読む]

教室で見かける4歳児の姿 

教室で見かける4歳児の姿 4歳前後の子たちは、それまで目で見えている世界だけを相手にしていた時期から、見えるものを頼りにして見えないものを イメージしはじめる過渡期にあるようです。 4歳になった子たちは、想像力を使って、直接、その場で目で見て確かめられることの外にある見えない世界、イメージして把握する世界への興味を広げていきます。 &nb[続きを読む]

教室で見かける3歳児の姿  

教室で見かける3歳児の姿 3歳の子らは自分を取り巻く世界の意味に強い関心を示しだします。 問題を見つけ、自分なりに問題を解決しようとします。 たとえば、人形を高いところにあげるために、はしごを持ってきたり、穴が開いているのを見つけると、テープで穴をふさごうとしたりします。自分のアイデアや気づきを出発点にして遊びを展開すると、とても熱心に取[続きを読む]

1年 数のきほん 

1年 数のきほん 「1,2,3,4……」とかずをかぞえることができても、実際のものにそくして認識しているのかというとあやしい場合があります。 数字と実際のものの関係をしっかりと理解することが、たし算やひき算やかけ算やわり算を学ぶ確かな土台となります。   数のきほん 理解を助けるための遊びリスト 数のきほんが身につく指遊び いく[続きを読む]

5年 体積 と 容積  

5年 体積 と 容積 平面上に描かれている見取り図を見ても、それから立体をイメージするのは難しいです。 本格的に体積や容積を習う前に、見取り図を見ながら積み木やブロック(凸部分はないものとイメージして)で見取り図の立体を作って遊んでいると、立体を扱う感性が身についてきます。 理解を助けるための遊びリスト   積み木やブロックで体[続きを読む]

1年 何ばんめ 

1年  何ばんめ チケット売り場や手洗い場などで、どの子もさまざまな「並ぶ」経験をするはずです。 でも、自分の並んでいるところが外から見て、「何ばん目か」を意識したことはない かもしれません。「まえから5人」と「まえから5人目」の違いを、 実際に人形を並べて、触れながら考えると理解が進みます。   理解を助けるための取り組みと遊[続きを読む]

1年 いくつといくつ  

1年   いくつといくつ 5~9までの数がいくつといくつに分けられるか、10がいくつといくつに分けられるかをすばやく判断できると、ひき算やくりあがり、くりさがりのある計算をマスターするのが楽になります。 簡単な小道具を作ったり、手を使った「かくしっこ遊び」などをして、瞬間的に「いくつといくつ」にわけられるか答えられるようにしておきます。 [続きを読む]

1年 たし算 

1年 たし算 計算カードでたし算を学ぶだけだと、一度は暗記して覚えていても時間とともに忘れてしまいがちです。 先に指や小道具を使った遊びで、数のイメージを身体に浸透させることが大事です。 その後、計算カードやプリントでの学習に入ると自然に答えが浮かんでくるようになります。   理解を助けるための遊びリスト 5と5をあわせるイメー[続きを読む]

4年 小数 

4年 小数 普段の生活で物を数える場合、小数を使うことはまずありません。 でも、注意して見回すと、小数で書かれている表示や小数点以下まで読むのが自然な道具がいろいろ見つかるはずです。キッチン用のスケール、身長計、体重計といったものです。 子どもにとって小数は、実感しにくいもののひとつですが、そうした日常のなかにある小数に触れるうちに、理解[続きを読む]